都内デートの定番?目黒寄生虫博物館への行き方

2018年8月30日お散歩

寄生虫 ホルマリン
目黒寄生虫館1Fの美しい展示品

目黒に用事があったので、前から気になっていた寄生虫博物館に行ってきました。

『寄生虫』って聞くだけでもなんだかキモチワルイですよね?

少し前に『軍事境界線から亡命した北朝鮮兵士の腸から寄生虫』というニュースを聞いて背中がゾワゾワしました。

このニュースのインパクトと、今回たまたま目黒で時間をつぶす必要ができたことから、目黒寄生虫館を訪れることにしました。

興味はあるけど、「グロテスクな展示で具合悪くなったらどうしよう」と、実は行く前ちょっと不安でした。

しかし、入場無料だったので「ダメですぐ出ても損しない!」と勇気をだして行ってきました。

目黒寄生虫館へのアクセス

寄生虫博物館だと思っていましたが、正式名称は『目黒寄生虫館』です。

寄生虫館は目黒駅西口から15分くらい歩いたところにあります。「大鳥神社」からすぐなので、まずは大鳥神社をめざしましょう。

目黒寄生虫館マップ
(原典:グーグルマップ)

目黒駅西口を出て権之助坂を進み、目黒通りにぶつかったら左折します。

そのまま目黒通りをまっすぐ西に進み目黒川を渡ると、大鳥神社のある交差点が見えてきます。

その交差点を過ぎるとすぐ寄生虫館はあります。

目黒寄生虫館

歩いて10分くらいなのでちょうどいい散歩といった距離です。

どうしても歩きたくない人は、バスで「大鳥神社前」停留所下車で行けます。

キモチワルイけど、面白い『寄生虫ワールド』

目黒寄生虫館に入ると、ホルマリン浸け標本がずらーっとお出迎えしてくれます。

寄生虫 ホルマリン

「あれっ!?けっこう、綺麗…」と、遠目では思っちゃいました。

でも、ひとつひとう近くで見ていくと…

やっぱりグロテスクです。

でも、それらの展示品や展示品の説明を読んでいくうちに、どんどん寄生虫ワールドにはまっていきます。

「けっこう、おもしろい。」

 

1Fから2Fの展示へ向かいます。

2Fは『人体に関わる寄生虫』がコンセプト。寄生虫に感染した人の写真が展示されていて

 

「ひょえー」と、おもわずのけぞりそうになります。

その中でも、この博物館の目玉の全長8.8mのサナダムシに、度肝をぬかれました。

なんでも40歳男性が寄生虫に感染したマスを食べでその小腸から出てきたサナダムシだそう。

「8.8メートルですよ! これは衝撃です。」

それがこれ↓

サナダムシ標本
8.8mの40歳男性の中にいたサナダムシ

こんなに長っがーい、紐のようなサナダムシがお腹に… 

先日韓国に亡命した北朝鮮の兵士のお腹にいたのも間違いなくコレでしょう。「日本に生まれてよかった」と、感謝した次第です。

懐かしのギョウチュウ検査キットを発見!

みなさんは、子供の時に『ギョウチュウ検査』やりましたか?

おしりの穴にセロファンをぴたっとつけて、ギョウチュウの卵があるかないかを調べるあの検査です。

朝の教室。男女別の大きい透明の袋が黒板の下の方にガムテープで止めてる。その中にギョウチュウ検査済みのものを自分を含めたクラスメート達が恥ずかしげにこっそり提出する光景は今でも思い出されます。思い出すだけでも恥ずかしー。

そんな幼き日のニガイ思い出『ギョウチュウ検査キット』が寄生虫館2Fにありました!

それがこれ↓

ギョウチュウ検査キット
懐かしの丸輪太郎

どことなくキューピーに似た『丸輪太郎』が懐かしいですね。

このギョウチュウ検査ですが、寄生虫の感染が激減して最近では検出率が1%以下で推移していたことから2015年に廃止されたそう。けっこう最近までこの検査が行われていたんですね。これからは、この検査をしなくていいなんてうらやましいかぎりです。

寄生虫(サナダムシ)ダイエットやってみる?

寄生虫は、宿主の養分を吸い取って生きています。なので、「ダイエットにいいのでは」と、一時寄生虫ダイエットが流行った?ことがあったようです。

グーグルで検索すると「寄生虫 ダイエット」 や 「サナダムシ ダイエット 購入」などのキーワードで1万件を超える検索ページがヒットすることから寄生虫ダイエットに興味がある人は意外に多いのかもしれませんね。

また、ベストセラーにもなった「笑うカイチュウ」の著者で免疫学者藤田鉱一さんは実際にサナダムシをお腹に飼って、名前まで付け大事していたそう。

ご自身でいわば人体実験をされたわけですが

藤田さん曰く、 

”花粉症にもならず、中性脂肪が落ちてメタボが解消され、至って健康な体になりました。” 

”寄生虫にとっても都合のいい体質に宿主を保とうとして、いろいろな体にいい物質を出しているんです。” 

とのこと。

こちらの藤田さんのトンデモおもしろ話は「現代プレミアム」第11回ゲスト藤田鉱一さんで読むことができます。

また、藤田さんの著書笑うカイチュウ (講談社文庫)もアマゾンでおもしろいと高評価なので読んでみてはいかがでしょうか。

私は遠慮しますが『サナダムシダイエット』に興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?(もちろん自己責任で)

寄生虫学者に感謝

目黒寄生虫館には寄生虫学者として著名な山口左仲博士の論文や研究資料、プレパラート標本が展示されています。

その中で、山口博士の詳細なスケッチの研究観察ノートはもはや芸術レベルで見入ってしまいました。 ↓

山口博士の寄生虫スケッチ
山口左仲博士の芸術レベルの精巧なスケッチの研究観察ノート

山口博士をはじめ多くの方が、こんな気持ち悪い寄生虫の研究をしてくれたおかげで、昔のように寄生虫に怯えることなく生活できていることはありがたいことだなと思いました。

寄生虫学者に感謝です。

まとめ

すごくタメになった。

寄生虫館は、トリップアドバイザーの『死ぬまでに行ってみたい世界の奇妙な博物館18』に選ばれたこともある世界で唯一の寄生虫だけにフォーカスしたニッチな博物館です。

あまり大きな博物館ではありませんが、数々のホルマリン浸けの美しい標本や、著名な寄生虫学者『山口博士』の研究ノートなど見ごたえがあり、無料で十分楽しめました。

また、恥ずかしながら「ダニや蚊、シラミ、マダニ、ノミも寄生虫」ということをあらためて認識し、寄生虫による感染の危険は私たちのかなり身近にあるので気をつけようと思いました。

また、都内の穴場デートスポットとして最近は人気のようです(笑)

最近のニュースで知ったのですが、2020年にたった一滴の尿で線虫を使って簡単にがん検査ができるようになりそうです。線虫にスポットがあたり、目黒寄生虫館はけっこう混むかもしれませんので今のうちに行っておいたほうがいいかもしれませんね♪
参考:『【がん検査】たった一滴の尿で○○ががんを発見とは?

気持ち悪いけど、ためになる寄生虫博物館によかったら行ってみてください。

施設名   目黒寄生虫館
開館時間  午前10時~午後5時
休館日     月・火曜/年末年始
※月・火曜が祝日の場合は開館し、直近の平日に休館
入館料   無料(寄付)
住所    東京都目黒区下目黒4‐1‐1
TEL     03-3716-1264(音声案内)
公式ホームページはこちらから
 
 

Posted by oregon37