羽田新ルートの騒音によるダメージとは

2020年7月6日日々のこと

羽田新ルートのテストは、航空機の騒音で始まったことに気が付きました。

うちのマンションの真上を通り、本当にうるさいです!

騒音は時間がたてばある程度慣れるかもしれませんが、体は無意識にストレスを感じているハズ。

 

今回は、この羽田新ルートの騒音によるダメージについて調べてみたので紹介します。

 

羽田新ルート

 

羽田新ルートの騒音によるダメージとは

 

羽田新ルートがもたらす騒音によるわたしたちへの悪影響についてみていきましょう。

 

羽田新ルートがもたらす身体的ダメージ

 

羽田新ルートは、渋谷駅周辺が高度600mで74dB、五反田・品川駅周辺が高度450mで76dB、大井町駅周辺は高度300mで80dB程度といわれていました。

しかし、実際のテスト飛行では川崎市側に離陸するルート直下の騒音の最大値95dbを観測。特に

離陸時は燃料が満タンなのでそれで事故が起きたら大変なことになると近隣住民の方々は心配しています。

95dbの騒音はどれくらいなのでしょうか。

 

70dB→「電車の車内」「掃除機の音」「騒々しい事務所の中」。

80dB→「地下鉄の車内」「ボウリング場」「交通量の多い道路」「機械工場の音」。

80db以上は会話できないほどの騒音です。

 

しかも、南風運用時は15時から19時の3時間で、その間は航空機が約2分に1回。通勤ラッシュ時の山手線並みに飛行機がジャンジャンきます。

 

頻繁に飛行機が通過するため、夫は、ZOOM会議ができないと起こっています。

 

騒音は、英語で「noise(ノイズ)」ですが、ラテン語の「noxia」に由来しています。noxiaの意味は、怪我や怪我です。ようするに騒音は人体を怪我させるものなのです。

 

騒音による人体への影響

騒音による人体への悪影響(ストレス)は以下のとおりです。

●血圧上昇
●睡眠不良
●消化不良

血圧上昇すれば心臓病と脳卒中が増える可能性があります。今後羽田新ルートの下にお住まいの方は血圧に気をつけてください。

 

子供への影響

また、子供には上記の他に以下の影響の可能性があります。

●発育障害
●読解力低下

ある研究結果によると、アメリカのLAX空港の近所に住む子供は、遠くに住んでいる子供より血圧が高いという研究結果があります。

また、ヨーロッパの研究では航空機の騒音が増えるにしたがって子供の読解力低下が確認されたそうです。

 

大気汚染

羽田新ルートは、都心部上空を着陸体制で300~900メートルの低空飛行で通過するため、騒音だけでなく航空機から排出される汚染物質(ディーゼル排気、一酸化炭素、漏れた化学物質など)も気にしたほうがいいです。

これらの汚染物質は、肺疾患、リンパ腫、骨髄性白血病、うつ病等の原因になります。

 

航空機からの落下物

 

航空機からの落下物にも気を付けなければなりません。

飛行機の部品や氷の塊が航空機からの落下物で、件数は以下のとおりです。

 

部品の落下事故は実はしばしば起きている。国土交通省が公表した調査結果によると’09年から昨年10月末までに全国で437件の部品脱落があったという。成田空港では’78年の開港以来、判明しているだけで158件の部品落下が起きている。

引用:週刊現代『空から鉄板が!死にかけたのに慰謝料わずか50万円

 

飛行機の落下物にあたった場合の補償について、落下物が特定できればその航空会社が賠償することになっています。

でも、小さい部品や氷の塊はどうでしょうか。

落下物かどの航空会社かを特定するのは難しい場合は、自分の保険でカバーするしかないのが現状です。ばかばかしいですね。

 

また、精神的なトラウマ等の受け慰謝料を請求する場合は訴訟を起こすしかなく、勝訴したとしても数十万円位で圧倒的に被害者が損する現状なんです。信じられません。

 

航空機からの落下物は防ぎようがないので、人が多い東京都心を通る羽田新ルートは本当にキケンです。

 

不動産の資産価値へのダメージ

 

騒音や大気汚染、航空機からの落下物による身体への悪影響だけでなく、不動産価格にも悪影響がでるでしょう。

南風運用時15時から19時に限定されるとはいっても、2分に1度の航空機の爆音がしたらだれがそんな家に住みたいかってことです。しかも一生のお買い物「マイホーム」ですよ。

代官山や白金といったわざわざ閑静な高級住宅街のマンションを高額で買ったのに、飛行機の騒音がひっきりなしにするのでは資産価値に影響がないわけないです。

特にタワーマンションの上層階は眺望がよく資産価値が高いです。しかし、羽田新ルートでは飛行機がそんなステキなお部屋のちょっと上をバンバン通過します。高層階は下層階よりも飛行機に近くなるため騒音はさらに大きくなるので下層階に比べて下落率は大きくなると思われます。

国は、羽田新ルート上の住宅の価値が下がることはないと言っていますが、わたしは絶対下がるとおもいます。

幸い、うちは賃貸なので騒音が嫌なら引っ越すことができます。マンションを購入されてから羽田新ルートの通り道になったら、そんなの聞いてないよ!っていう憤りしかないかと思われます。

 

PRESIDENT Online『2分に1度の大轟音「羽田新ルート」でタワマンに下落リスク』では、1億円のタワマンが7500万円になる可能性もあると言っています↓

わが国には、騒音が資産価格に与える影響に関し明確な基準はなく、裏付けとなるデータも存在しない。そこで海外事例を参照してみる。アメリカのコンサルティング会社が1994年に米連邦航空局に提出した報告書によれば、ロサンゼルス国際空港北部における、飛行機騒音による不動産価格は、1dB上昇するごとに1.33%ずつ下落していた。

このデータを用い、環境省が定める「環境基準」(生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準)の55dBをベースとして試算すると、現状は環境基準程度の騒音状態である代官山や白金あたりの資産価格は最大25%、現在60dB程度の大井町駅周辺では最大26%の資産価格下落の可能性がある。1億円のタワーマンションは7500万円程度になる計算だ。

 

 

羽田新ルートはパイロット泣かせ

 

羽田新ルートは、騒音問題で最初に発表した高度よりも少し上を飛行するルートに変更になります。

そうすると、羽田空港への降下し進入角度が3・45(通常3・0)となります。

 

なんでも進入角は0・1度大きくなるだけでパイロットからの滑走路の見え方は大きく変わるそうです。

 

世界で着陸が最も難しいとされた旧香港空港でさえ進入角は3・1度だったことから羽田新ルートの3.45という進入角度がどれほど無茶ブリなのかがわかるかと。なので多くのパイロットが反対していましたが、いつの間にか羽田新ルート運用が始まっていました。

 

進入角度が0・45度大きくなるということは、飛行機が地面に突っ込んでいく感覚で飛行機を操縦しなくてはならずパイロットはかなり恐怖を感じると同時に、着陸操作に高度なテクニックが必要になります。

羽田新ルートは、一歩間違えば航空機事故につながりかねない危険なルートなのです。

 

なので、デルタ航空等はこの危ない羽田新ルートにまったをかけています。どうなるんでしょうか。

 

参考:『羽田都心新ルート、これだけある危険な理由 落下物や騒音だけじゃない深刻リスク パイロットには恐怖の空港に

 

まとめ

今回は、羽田新ルートの騒音によるダメージおよび羽田空港が世界で危険な空港になりそうだということをご紹介しました。

航空機の騒音・大気汚染、落下物は健康被害+不動産の価値の下落+事故が起きる確立が高いということがわかりました。

確かに羽田空港は成田空港よりも都心に近く便利です。たくさんのインバウンドを呼び込むには羽田空港のほうがいいでしょう。

でも日本に生活している国民の健康や利益等と比較すると私は羽田新ルートはやめるべきだと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

参考:ThoutCo『Health Effects of Airport Noise and Pollution

PRESIDENT Online『2分に1度の大轟音「羽田新ルート」でタワマンに下落リスク

Posted by oregon37