羽田空港へは京急が最速・最安でおすすめ!10月更に値下げ
東京都心から羽田空港へ行く際、京急と東京モノレールどっちにしようと迷われる方は多いと思います。
結論から言うと、京急がおススメです。2019年10月からは更におすすめです!
それはどうしてでしょうか。
京急は、2019年10月から最大120円値下げするからです。↓
京急、10月1日から空港線の運賃を最大120円値下げ。空港線の加算運賃引き下げ https://t.co/S8p8Kin7Dd #京急空港線 #羽田空港 pic.twitter.com/XlAPIvDUnF
— Travel Watch (@Travel__Watch) 2019年2月19日
今回は、東京都心から羽田空港へ行く際の『京急』と『モノレール』を比較してみたいと思います。
京急とモノレールの比較
◆所要時間と運賃は?
京急は品川駅から国内線ターミナル駅まで最短で11分(特快)、モノレールは(浜松町駅ー国内線第1)は16分かかります。
京急の運賃410円に対し、モノレール(480円)です。
すでに京急の方が70円安いのですが、2019年10月から最大120円値下げされるので、品川駅から国内線ターミナル駅までの運賃は290円、横浜駅からは480円→360円になります!
◆京急が値下げできる理由とは?
なぜ、京急が値下げできるかというと、平成10年に羽田空港国内線ターミナル駅まで延伸した際の設備投資費用が基本料金に一律170円が上乗せされていました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催による利用者の増加が予想されるため、この設備投資費用回収ができると見込んだため値下げされることになりました。
京急電鉄さん、素敵です♪
なんだかんだ言っては便乗値上げをする多くの企業には、京急電鉄を見習ってもらいたいものです。
わたしは、羽田空港に行く際はいつも京急を選択していました。速いのはもちろん、品川での乗換とエキュートでの待ち合わせが便利だからです。
とても正直な企業なので、今後も京急を利用したいと思います!
◆京急は国内線駅が1つ
京急の羽田空港国内線駅は1つで第1ターミナルと第2ターミナルの両方にアクセスできて便利です。
一方、モノレールの駅は、第1と2に分かれているため、降りる際に自分の利用する航空会社がどちらの駅なのかを把握しておく必要があります。
ご参考までに、各ターミナル乗り入れの航空会社情報を記載しますね。
JAL系が第1で、ANA系が第2ターミナルですが、一部行先空港によりターミナルが変わることがあるので最新の羽田空港公式ターミナルガイドをご参照ください。
【第1ターミナル】
・JAL:日本航空
・JTA:日本トランスオーシャン航空
・SKY:スカイマーク
・SFJ:スターフライヤー(北九州・福岡空港行き)
・ANA:全日空(北九州行きー共同運航)
【第2ターミナル】
・ANA:全日空(北九州空港行き)
・ADO:エア・ドゥ
・SNA:ソラシドエア
・SFJ:スターフライヤー(関西・山口宇部空港行き)
◆空港から市内への運賃は高め
別記事『【2019年版】世界の空港ランキングまとめ』にも書いていますが、世界的にみて、空港から市内への鉄道・バスの料金は一般的に高い傾向にあります。
例えば、イギリスのヒースロー空港から市内のパディントン駅までたった15分の「ヒースローエアポートエクスプレス」。こちらの運賃は£25=約3,700円と激高です。
また、オーストラリアのシドニー空港から市内のセントラル駅までたった4駅・13分しかない「エアポートリンク」は、運賃に付加価値税が加算され、AU$17.8=1,500円もします。
なお、イギリスの空港税は世界一高いので、ヨーロッパ周遊される方は違う国から入国・出国した方がお安くできます。イギリスの空港税については別記事『日本の出国税はいつから?トータルいくら空港税払うの?』の中でもふれています。よかったらお読みください。
ちなみに、わたしがシドニーへ行った時そんな高いエアポートリンクの運賃を払いたくなかったので、裏技として空港から路線バス+電車に乗り継ぎAU$3で市内まで行きました。
結果、バスはアナウンスがないのでけっこうめんどくさく、乗継があまりうまく出来なかったため、運賃は抑えられましたが時間が大分かかってしまったのであまりおすすめしません。
オーストラリアは、空港税も高く、物価が高いので旅行に行ってもあまり楽しめませんでした。わたしは今後旅行に行くことはないと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
都心から羽田空港へ行く際は、京急がおすすめな理由について紹介しました。
羽田空港国内線ターミナル駅から品川駅までは特快なら11分しかかかりません。現在の運賃410円でも、前述のヒースロー空港とシドニー空港の例と比べるとだいぶ安い運賃です。
しかも、2019年の10月からたった290円で利用できるなんて嬉しいですよね。
日本は今、材料費・人件費の高騰でいろいろな物の値上げラッシュです。2019年1月からは空港税1,000円の徴収が始まり、10月からは消費税が10%になります。
こんな厳しい状況のなかで、久しぶりに京急空港線運賃『値下げ』という明るいニュースが聞けて嬉しいですね。
ぜひ、都心⇔羽田空港に行く際は京急を使ってみてください。
ちなみに、最近は羽田空港駐車場が満車や空港周辺の渋滞で飛行機に乗り遅れる人が増えているそう。»»『羽田空港駐車場は事前予約すべき!満車・渋滞で飛行機に乗り遅れる件が増加中』
駐車場の心配がいらない京急を使って、羽田空港までサクッと行くほうがよさそうですね。
皆さま、よい旅を♪
参考:日本経済新聞『京急が10月に「羽田空港線」値下げ 90~120円安く』