【がん検査】線虫がたった一滴の尿からがんの有無をジャッジ|NーNOSE

2020年1月28日日々のこと

がん検査

<2020年1月28日追記>

やっと、線虫によるガン検査(N-NOSE)の実用が来年2010年1月から実用化が始まりました。

 

日本の国民病といえば”がん”ですよね。日本人の死因の2人に1人はがんです。

がんは早期発見すれば助かる病気になりました。しかし、痛みや苦痛をともなう検査もあるということや、仕事が多忙という理由で検診を受けない人も少なくありません。自治体も検診に力を入れていますが、3人に1人くらいしかがん検診を受けてないんだとか。

なんと、たった1滴の尿でがんの有無が分かるなんていいですよね。

たった1滴の尿を線虫が嗅いで、その人ががんにかかっているかどうかを判断するなんて超画期的です。

検査の精度や費用等気になりますよね。

今回は、線虫を使ったがん検査(N-NOSE)とはどんなものなのか紹介していきます。

 

たった一滴の尿からガンを発見!

 

女性なら知っていると思いますが乳がん検診のマンモグラフィーは涙が出るぐらい痛いですし、子宮頸がんの検査はちょっと痛いですし恥ずかしいですよね。

それが、がん検査『N-NOSE』はたった一滴のおしっこだけでガンを見つけられるというのですから凄いです。

では、その画期的ながん検査『N-NOSE』とはどんなものなのでしょうか。

 

がん診断テスト『N-NOSE』とは

 

がんにかかっているかどうかを診断するテスト『N-NOSE』は、九州大学によって発表されました。

『N-NOSE』は、線虫(センチュウ)という寄生虫が、人間のおしっこを嗅いで判定します。

寄生虫というと、気持ち悪いでのでググる時は閲覧注意です。

線虫について知りたい方は、別記事『都内デートの定番?目黒寄生虫博物館』もよかったらお読みください。世界唯一の寄生虫に特化した博物館です。入場無料で地味に人気な博物館ですよ♪

都内デートの定番?目黒寄生虫館

 

どうしてこの線虫で”がん”かどうかわかるかというと、線虫は犬と同様嗅覚が非常にすぐれているからなんです。

 

なんと線虫は犬の嗅覚の1.5倍!だそうです。

 

人間には約350種類の嗅覚受容体があり約1万種の匂いを識別できるといわれています。嗅覚が優れている犬は約800 種類の嗅覚受容体を持っています。一方線虫の中のC-エレガンスという種類は約1200種類の嗅覚受容体を持っていて、犬以上に臭いに敏感です。(引用:https://hbio.jp/c-elegans/)

 

がんに臭いがあるの?

 

がんにはがん特有の臭いがあることが知られています。もちろん普段の生活から人間ではわかりませんので安心して下さい。

ただガン患者をケアしている医療関係者の間ではがんには臭いがあるとは知られています。

 

線虫は、がんの臭いが大好物!

 

線虫の特性であるスーパー嗅覚を活かした”がん診断テスト”が『N-NOSE』です。

 

線虫が反応するのは胃、大腸、肺、乳、膵(すい)臓、肝臓、子宮、前立腺など15種のがん

 

 

ただ、現時点では検査でがんの部位までは判明しないものの、今後はどの部位かの特定をめざすようです。

 

欧米で行われている医療用ヒルを用いた治療もヒルが血を吸う特性を活かしたもので人間以外の生物の特性を医療に活かしてい点がこのがん検査と同じですね。

 

『N-NOSE』は高精度・高コスパ

 

がん診断テスト『N-NOSE』は、なんと98.5%の精度でがんの有無を判定でき、かなり初期のがん(ステージ0や1)の発見にも有効だそうです。

 

ただ、『N-NOSE』は、以下のようなデメリットも考えられています。

例えば、

現在のがんは、ある程度の大きさにならないとがんかどうかの判別ができません。

 

『N-NOSE』で超初期ガンが有るとの診断がでて、その後病院に行ったとしても初期すぎてガンが見つからないということもありそうです。

その際、がんがあるのに見つからないという精神的な苦痛を引き起こす可能性があるとみられています。

 

それでも、ガンが早期発見できるメリットに比べれば上記のデメリットは小さいと思います。

 

なお、『N-NOSE』コストは、

 

9,800円!

 

尿を採るだけで痛くもかゆくもなく、ガンかどうか簡単にテストできて9,800円であれば、コスパもかなりいいんじゃないでしょうか。

 

詐欺に注意

上記で紹介してきたがん診断テスト『N-NOSE』ですが、2020年に実用化になりました。

しかし、『N-NOSE』類似品がネットや美容室で出回っているとのことなのでお気をつけ下さいね。

まとめ

今回は、九州大発のベンチャー企業「HIROTSUバイオサイエンス」のがん診断テスト『NーNOSE』についてご紹介しました。

2020年ではなく、2019年の実用化を目指していると書かれているサイトもありましたので、そろそろ『n-nose』でがんの有無を検査できる日も近いのでは。待ち遠しいですね。

2020年1月実用化が始まったうれしい事ですね。これでガンを早期に見つけられるようになればいいですね。

参考:

西日本新聞『線虫でがん検査、2020年1月に実用化 約85%の確率で特定 九大発のベンチャー企業』
日本経済新聞『がん検査、尿で手軽に 日立が実証実験
DIAMOND ONLINE『「天才高校生が開発」「尿1滴で」がん早期発見法の可能性』

 

Posted by oregon37